横浜市長選挙

こんにちは、まつりちゃんねるです。
8/22に横浜市長選挙が行われました。過去最多8人が立候補した市長選の結果は、立憲民主党が推薦し、共産、社民の支援の山中竹春氏が当選されました。現職大臣である小此木八郎氏に18万票差を付けて圧勝となりました。

　選挙戦が始まる前の選挙の争点は、ＩＲ・カジノ誘致問題でした。主要候補のうち、山中氏は反対を表明。現職の林文子横浜市長が推進派。現職大臣でもあり菅首相の元、IR推進を進めてきた小此木氏は反対を表名しました。
　ただ、選挙戦が始まる直前の7月中旬以降、横浜市内でのコロナ感染者数は明らかな上昇傾向を迎えます。その後も増加一辺倒の傾向を占めました。結果的に8月上旬に至るまで感染者数が抑えられないまま爆発的増加を迎えたことで、報道各社の内閣支持率の数字は軒並み過去最低を記録しました。
　このことから、選挙の争点が一気に「コロナ」に傾いただけでなく、近年稀にみる内閣不支持の中での選挙となりました。
　
　山中氏が「コロナ専門家」であることを前面に打ち出す選挙戦を展開したのに対し、IR誘致反対を表明した小此木氏は選挙戦前半に至っても「IR・カジノ反対」としたことを説明せざる得ない選挙戦となりました。
　これだけコロナ感染者が増えている現状では、ほとんどの市民は直近的にコロナ関連政策を最重要視したように思えます。

　任期である4年後までコロナ問題が続くとは思いません。山中氏がコロナ問題以外で、どういったこと注力していくのか見ていきたいと思います。