大阪都構想シリーズ3
「大阪都構想(政令指定都市の大阪市廃止)の賛否を問う「住民投票」(11月1日投開票)」があるというニュースを見て、渦中である自民党と大坂維新の会にインタビューを申し込んでみた。
残念ながら新型コロナウイルスの影響もあり、大阪維新の会にインタビューは叶わなかったが、大阪市会議員の北野たえこ先生に話しを伺うことが出来た。
まつりちゃん:今日のお話を聞いていて、一つ思ったことがあるんですが、大阪市が無くなった場合、提携している姉妹都市はどうなってしまうのか。また、その都市の人はどう思うのかを考えました。姉妹都市との関係はどうなるんでしょうか。
北野たえこ先生(以下、北野氏):国際交流は、特別区に継承される事務と位置付けられています。提携するには都市格というものがあるんですね。大阪市でいえば、上海やシンガポールであるとか、あとはシカゴです。
姉妹都市の提携は、港湾に面していて物流の拠点であるとか都市格が似ている都市がなっているはずなんです。これからは、災害特別区であるとか高齢者が非常に多い特別区とか、都市格としては釣合の取れない都市とやっていけるのか、という問題があります。
また、以前はかなり力を入れていたはずの国際交流基金についても切っています。この維新の10年で、ことごとく廃止になっています。海外交流事業をすごく盛んにやってきた街なのに。
まつりちゃん:国内外問わず、政令指定都市を無くすということは、今まであったんですか?
北野氏:ありません。政令指定都市を潰すなんて初めてのことです。270万人も住んでる都市を解体して、4つの自治体に変えるなんて初めてです。その認識が市民の方に広まって無いのが、また、やってしまったらもう戻せないということが伝わらないのが、すごくジレンマです。なぜ伝わらないのだろうと。
まつりちゃん:本日はありがとうございました。最後に北野先生から、若い世代に向けて一言お願いします。
北野氏:そうですね。私達は、いずれ衰えてこの世を去りますが、これから子供達を産み、育てる世代の方々が、今の大阪市の持てる力を享受できない。また、大都市に住んでるのに、そのマイナス面しか受け取ることが出来ないのは耐え難いです。私達は、今の形の大阪市を引き継ぎたいと思っているんですけれども、そのことに無関心ではいないで欲しいと、そういう風に思います。自分一人ではなく、子供や孫の時代を想像して欲しい。今、プラチナチケットを持っている都市に住んでいるという誇りを感じて欲しいし、考えて欲しいと思います。
北野先生のインタビュー記事は今回で終了です。都構想についての考えを一方から知ることができ、大変有意義な時間を持てました。できれば違う方向からのお話も聞きたいと思っていましたが、住民投票前にそれは叶いませんでした。
今後も、都構想について想うことがあれば、また記事にしたいと思います。